2012年東京ドーム
(特別審査)
嫁いだ娘と
田中貴代さん
(佐賀県/主婦)
 陶器の町、有田で生まれ育った娘が大阪に嫁ぎ、半年ぶりに里帰りしました。今日は故郷を忘れないで欲しいという思いから陶箱を使ってランチを楽しむ事にしました。子供の頃、手や服を紫色に染めて帰宅し、こっぴどく叱られ泣きじゃくった想い出の一枝「山牛蒡」、難を逃れる様に「南天」をあしらい小鉢で紅葉を表現してみました。いつもの料理が陶箱や草花でグレードアップし、ゆったりとした一時を過ごせ、昔話で大いに盛り上がりました。

講評
落合:
ゆっくりとした親娘の語らいを感じます。無理をしない心のこもった実家の味。有田の器を楽しめますね。焼締めの小鉢が秋を感じさせます。

MENU
*陶箱:金時豆入り栗おこわ(おくんち料理)、豚の角煮、生春巻き、鰆のバジル焼
*椀:煮ごみ(おくんち料理)
*小鉢:栗の赤ワイン煮

四 季
記念日 結婚
対 象 家族
TALK基本8分類
ナチュラル