2015年東京ドーム 優良賞 「こね鉢」が繋ぐ味 〜「新そば」でおもてなし 西巻 顕子さん (東京都／株式会社AntennArt代表取締役) 　両親が生業としてきた蕎麦打ち。亡き父の後母が継ぎその技と味を受け繋いだが、その母もそろそろ引退。継ぐ者はいないと思っていた矢先、まさかの我が夫が継ぐことに。今日は約一年厳しい母の元で修行した夫が成果を披露して「新そば」でおもてなし。父の代から使い続けたとっておきの器「こね鉢」は、父、母、そして夫の手が馴染んだ我が家の家宝。今では貴重な地元益子焼の黒土蕎麦猪口と酒器も囲んで、楽しい宴のはじまりです。

講評

生方:

家宝のこね鉢には代々の物語がしみこみ、加えて益子焼の黒土蕎麦猪口と酒器で、次世代を繋ぐお披露目の新蕎麦はどんなに美味しいでしょう。

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