2001年東京ドーム
入選
ほおずきの里―故郷を思う日―
大山 晶子さん
(宮城県/インテリアコーディネーター)
 母から届いた宅急便には、新米、柿、今年最後の枝豆、生鮭に生のいくらまで!!懐かしい初秋の風景の食卓で、季節の恵みに感謝をこめて主人と堪能。母の若い頃の帯をランナーに、茜色のほおずきの枝を卓上におくと、胸の中にぽっと明かりが灯るよう。柿色のナプキン、愛嬌のある瓢箪型のざる。障子の桟には稲穂を飾り、故郷の風に吹かれるような、心がのびのび元気になれる空間を。地酒はちょっとお燗して、故郷のぬくもりを心ゆくまで。

講評
フローレンス:
全体のカラーコーディネートは良くまとまっているがセンターの塗箱が不調和。むしろ栗などをほおずきと一緒にセンターライナーに直に置いては

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*今年(母の手紙では「今世紀」)最後の枝豆
*牛舌(塩)炭火焼
*いんげんとしめじ、菊の花の煮びたし
*柿、干し柿、地鶏と焼しいたけの白和え[柿の器]
*はらこめし:甘辛く煮た鮭の身と煮汁を新米に炊きこみ、しょう油づけのいくらをたっぷりかける(宮城県 亘理地方の名物)
*里芋、きのこ、具沢山のお汁
*柿と梨
*緑茶
*地酒:人肌にお燗してぐいのみで
*冷酒[フロストのワイングラス]

四 季
記念日 再会
対 象 夫婦
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