2001年大阪ドーム
大阪市長賞
緑に抱かれてランチ
山崎 治子さん
(大阪府)
 「緑の部屋」のイメージで、東西南が庭の半戸外のウッドデッキにテーブルを設置。アート関係の同世代の女性の友人3名と、肩のこらないランチでくつろぐ。メニューも緑にこだわった。梅雨前の爽やかなひとときを印象づけるため、色は白と緑に限定し、黒で引きしめる。素材は磁器、ガラスと鉄で涼感を出す。装飾もできる限りひかえ目に。センターピースのシダをプレートに、アジサイはナプキンリングに繰り返し使い、機能と装飾を兼ねる。

講評
渡邊:
爽やかで清楚な空間が好感を呼びました。献立を含め完成度の高い作品です。あえて苦言を呈すれば、椅子は半戸外には不適当な品質です。

MENU
*【緑という色にこだわってメニューを決定。】
*そら豆のヴィシソワーズ[黒硝子のデミタスカップ]材料をゆでて炒め煮て裏ごしし味付け、冷やして食べる前に生クリームを加える。そら豆風味(そら豆、玉ねぎ、ジャガイモ、コンソメ、牛乳、生クリーム、塩、こしょう)
*バジルソースの冷たいパスタ[シダ柄のプレート]パスタをゆで、水にさらしてソースと和える。フレッシュバジルが香る、冷たい細目のパスタ。自家製バジルソース(生バジル、パルメザンチーズ、松の実、オリーブ油、塩、こしょう)
*キッチンガーデンサラダ[白磁の大皿]自宅の菜園で採れたレタス4種、ミニキャロット、イタリアンパセリにオリーブ油、白ワインビネガー、ニンニク、ベーコン、塩、こしょう
*きゅうりの生クリーム和え[白磁の大皿]薄切りにして塩をふったきゅうりの水気をよく除く。食べる直前にレモン、生クリームで和える(きゅうり、塩、こしょう、レモン、生クリーム)
*クレープ2種バジル・パセリ入り[白磁の大皿]緑色のクレープ。炒めた玉ねぎの甘味とハーブの香ばしいクレープ。バジル、パセリ、ニンニク、ソバ粉、溶き卵、炒め玉ねぎ、細切り生ハム、バター。プレーン生地のクレープにカニ入りホワイトソースを巻く
*パン(クルミ入り田舎パン)
*ミネラルウォーター
*ペリエ
*アイスハーブジャスミンティー[アンティークのプレス小皿をソーサーに、金彩のガラス小コップ]生ミント、レモンバーム、ジャスミンティー
*手作りアボガドアイスとハーゲンダッツバニラアイスにワッフルクッキーを添える[アンティークの緑の植物柄のソーサー・プレーンな丸い硝子小鉢]アボガドと蜂みつ、レモン汁をフードプロセッサーにかけ冷やす。

四 季
記念日
対 象 友人
TALK基本8分類
ナチュラル
緑を背景に、白を活かしたプランはさわやかさのあるナチュラルイメージ