2001年大阪ドーム
入選
膳 〜からだに善いもの〜
新井 雅子さん
(大阪府)
 薬膳というと薬のイメージに捕らわれ敬遠していましたが香港を旅して初めて薬膳を食しました。一見地味ですが深い味があり、その流れは今私達が口にしている日本料理の基であることを知りました。旅行から帰り、私も挑戦して旅の思い出を友人とおしゃべりしながら食しました。気軽に楽しめるけれどちょっと人を驚かせるぐらいの演出で人を迎えたい。そんな思いを中国のイメージに捕われることなくヨーロッパや日本のエッセンスを加え、シャープでモダンな”わたし風“のテーブルに仕上げました。

講評
クニエダ:
西洋風のテーブルの中に、薬膳なんてステキな発想。どんな文化のミックスしたテーブルでも色が決め手。色合わせも勉強してみましょう。

MENU
*豚の肝臓と筍の卵スープ(豚肉、たけのこ、卵、しいたけ他)とろみがあり体があたたまる(効能/血液成分の補給を促進し、肝の働きを改善する)
*さばの大根煮(さば、大根、しょうが他)さばの代わりにふなを使用してもよい。おだしのゼラチンまでいただける(効能/大根は消化器系の機能を調整する)
*海老の焼飯(むきえび、えんどう豆他)シンプルな塩味(効能/むきえび、えんどう豆は共に消化系の機能を高め、嘔吐を抑える。又、水液代謝を調節する)
*赤ワイン:ポリフェノールが多く含まれ、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化や血栓症を予防する
*杜仲茶:腰痛、真頻尿、虚弱などによくきく
*蘇葉生姜茶:風邪の引き始めや頭痛、発熱、胃の冷えにも良い

四 季
記念日
対 象 友人
TALK基本8分類
ハードカジュアル
中国風の食器はゴージャスですが、黒+赤の印象でハードカジュアル