2001年大阪ドーム
入選
秋の夜長は幼き頃の記憶をたどって…
山本　優子さん
(大阪府／フリーライター)
　今日は約束がようやくかない、幼なじみの女友達が初めて我家を訪れます。ふたりとも都会に暮らしているのに、なかなか会えずにいた長い年月。この日のために故郷から送ってもらった季節の恵みを温かみのある土ものの器に盛ってとっておきの日本酒でおもてなし。部屋の照明を少し落として手作りの小さなあかりをテーブルに灯すと、虫の音も聞こえてきて秋の風情が漂う空間となりました。やわらかな光がくつろいだ雰囲気を演出、空白の時間を飛び越えて幼い頃に戻ったような楽しい時を過ごし夜も更けゆきます。

講評
渡邊:
秋の香りが伝わって来ます。手作りの照明も効果を添えています。食器も土ものとピッタリ。布ものだけを忘れていませんか。素材について再考慮を。

MENU
*焼き松茸：その香りを存分に楽しめるよう、素焼きのテーブルコンロを用意。焼きながら食べると話も弾みます
*松茸の土瓶蒸し：ていねいにとった昆布のだしで松茸の香りを堪能します。合鴨を入れることで、若い人向けにこくのある一品としました
*八寸：�ヽは靴閥箘匹両祥婉���海老のうに味噌焼き 粉山椒かけ／ウニ、卵黄、酒、砂糖、塩などで味をととのえたみそを塗って芳ばしく焼きあげます�０瓩�つぎ�い気弔洌鬚里呂舛澆張譽皀鷦僉Ю粁担兇里△觴�然の甘みが特徴
*栗ごはん
*季節のフルーツ（いちじく、あけび）どれも季節の食材そのものを味わうシンプルな調理法としました。

四　季 秋
記念日
対　象 友人
TALK基本8分類
ハードカジュアル
土ものの器、植物のつるでできた篭など野趣あふれる演出