2002年東京ドーム 入選 喜寿を迎えた父を囲む月見の宴 上原千代美さん (神奈川県／料理教室主宰) 　素朴な中にも存在感のある義父を想うたびに、日本の伝統工芸品が持つ手作りの温かさと堅牢さが心に浮かんでくる。日本手ぬぐいのランチョンマット、南部鉄のコースター、和蝋燭と手作りの鉄の燭台は、文化の息遣いが感じられ、また織部焼、会津塗、竹の三段籠は、昔ながらの日本の味を包み込むやわらかさがにじみ出る。こうした「用の美」を持つ素材を使うことで、義父のこれまでの堅実で真摯な生き方を称える気持ちを表現した。

講評

落合:

御一家の温かな雰囲気は伝わってきますが、用具の手作り感・用の美がもっと鮮明に表われても…。クロスとランチョンマットの組合わせと色がもたつく原因。

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*先付：紅白なますのミルフィーユ *前菜：色々野菜のクリーム白和え（サラダ仕立て） *魚料理：秋刀魚の甘露煮 *肉料理：海老焼売餅米まぶし *椀物：揚げ出し里芋 *お食事：赤米のおにぎり秋の葉ちらし、しょうがのみそ漬 *お菓子：栗の渋皮煮

四　季 秋 記念日 長寿の祝い 対　象 家族 TALK基本8分類 ハードカジュアル ほのぼの感と落ち着き感の両方感じられ、ハードカジュアル