2003年東京ドーム
入選
初春の寿ぎ”日本の美と我が家の歴史”
中根志保子さん
(神奈川県/主婦)
 新春を迎え、我が家の祝い膳を再現しました。初春にふさわしく、中央に花嫁時の白い帯を敷き、父方の里である宇和島地方の祝い膳に出される、鯛そうめんを盛る。塗りの大皿をメインに、新婚時代に求めた屠蘇セットとお重、若者たちに合わせ、鳥居ユキの現代風の一之重の上に、獅子の箸置きと箸をのせました。初春らしく、いろいろと手を加えようと思いましたが、漆の美しさは、それだけで存在感があり、日本の良さを子供たちに伝えたいと思います。

講評
クニエダ:
現代的な、とってもモダンなお重を使ってのセッティングがすてき。昔のものと今のものを混ぜたのもいいアイデア。白の帯は絹なのでテーブルにはふさわしくないです。

MENU
*四国宇和島地方に伝わるタイそうめん、エビ、ミカン
*一の重(口取り、祝い肴)
*二の重(煮物)
*三の重(太巻きずし)
*一之重の中(向付 タイの昆布締め 左/竹の中 黒豆 右/升の中 カスノユ)
*一之重のふたの上(お雑煮)

四 季
記念日 その他
対 象 家族
TALK基本8分類
クラシック
圧倒的な漆の存在感、伝統に裏打ちされたお祝いの料理でクラシック