2003年東京ドーム
入選
故郷は藍色(6月の食卓)
鬼木 忍さん 宮本敬子さん
(山梨県、東京都/自営業)
 江戸時代より、実家は藍を作っていました。今も徳島では藍染めが盛んです。四国の青い空と海、緑濃い山々は藍とマッチし、また自然に恵まれた風土から素朴な料理が生まれました。故郷を離れて30年余り。八ヶ岳山麓で偶然出会った吹きガラス作家船木志帆の器。「器作りは作り手の仕事が半分、残りの半分は使い手が生かすことです」とおっしゃる。二人の気に入った青の器に、故郷の料理を盛り、梅雨の晴れ間に木陰で一刻を過ごします。

講評
クニエダ:
自然の中のテーブルはすばらしい。テーブルの上も、それにマッチしてすごくまとまっています。故郷の藍色もとても良くでています。

MENU
*たらいうどん 薬味(アサツキ、ゴマ、ワサビ、スダチ)
*明石ダコと鳴門ワカメの酢の物
*木偶(でこ)まわし(里芋の田楽)
*鳴門金時のゴマ揚げだんご
*吉野川のアユの塩焼き
*枝豆御飯
*山桃のゼリー
*和三盆らくがん風
*スダチ酎
*日本茶

四 季
記念日
対 象 夫婦、友人
TALK基本8分類
ナチュラル
自然の緑のイメージとブルーのガラスでみずみずしいクールなナチュラル