2003年東京ドーム
入選
突然思いたった夏の宴
菊地善造さん
(愛知県/デザイナー)
 テーブルの中央には枯山水を連想する小石と小岩。その上に竹をイメージしたアクリルの器は、透明感がありみずみずしさと涼しさを感じます。そのほか重箱、キャンドルスタンド、茶托、花器、レストも同様に涼しさを演出しています。ジャパンスピリットを生かした、モダンでシンプルな食器は、形状の面白さ、重ねの楽しさを意識し、ガラス器と湯飲みはクラッシックなものを合わせました。色は白と黒を基調に、ポイントには赤を使いました。

講評
落合:
布のかけ方、重ねのいろいろは面白く日本的展開です。センターのアクリルで涼しさを表現したとのことですが、無い方が白石の流れとアクリルのお重箱をより強調できるのではないかしら。

MENU
*デパチカメニュー
*オードブル(サーモンマリネ、アスパラ、冷やしナス)
*冷奴
*エビ天むす
*牛肉のたたきとジュン菜
*ガスパチョ
*トマトのシャーベット
*ほか(トマトの皮の花)

四 季
記念日
対 象 夫婦
TALK基本8分類
クラシック
アクリルなど新しい素材を使いながらも、重ねのテクニックが凝った重みを感じさせています