2000年東京ドーム
入選
民俗の旅
上松 篤美さん
(岐阜県/国際交流主宰)
 皐月6日頃から暦の上では立夏なのに、何かと「祝い」の席が多く、漆器が再び出番となりました。沖縄と申せば、時代ごとに減少する芭蕉布独自の光沢が一層格調高く漆器を浮き出してくれます。遠い島からの来客に懸命に学んだ沖縄料理でお迎え、アフリカ旅行の話、「現代アート展」の話と豊富な話題が続きます。漆器ばかりで整えますと少々重くなる気がして、ガラス、和・洋食器、各一点ずつ取り入れました。まずは、アート展受賞、おめでとう!!

講評
落合:
思いも物もいっぱいすぎて散漫になってしまっています。ポイントを芭蕉布に絞って、中央の膳をはずすともっと主張がはっきりします。キャンドルは高すぎて恐ろしい。

MENU
*ガラス器/豆腐よう(珍味):琉球王朝時代から伝わるもどき豆腐を泡盛につけた自家製薫製(桜チップ)
*椀/イカ汁:イカ、豚肉を細切りにしてだしで煮込み、イカスミを加えて味を整える 
*漆器/はんちゅみ:豚肉をゆでてほぐし胡麻油で炒める 
*洋食器/豚の三枚肉:私の自慢料理。豚肉のかたまりを泡盛、しょうゆなどで、それぞれ2日前から煮込む 
*和食器/マンゴーのヨーグルトかけ:ハウス栽培により5月〜9月に収穫されます

四 季
記念日 その他
対 象 夫婦
TALK基本8分類
クラシック
黒、赤、白、金の配色に、複雑な伝統柄でクラシック感が醸し出されて