2005年東京ドーム 入選 韓国の無病息災を祈る旧正月（上元） 黄　智禧さん (韓国／大学生／教授) 　韓国では年の初めの満月を上元（旧暦の正月）と呼びます｡新年と同じくらいに、旧暦の正月も盛大に祝うのです｡この上元を祝う食卓を再現しました。場所はソウルから離れた静かな田舎の農家。農家に嫁いだ都会育ちの嫁が、姑から代々続く伝統的な料理を習いつくったという設定です。１年間無病息災を願った医食同源料理と、嫁の新しい感覚を取り入れたセッティングは和合し、姑、嫁とも安泰。これから月を背景に、にぎやかな酒宴が始まります｡

講評

阪口:

韓国の伝統文化をメニューや食空間を通し日本に伝えられたこと、嬉しく思います。マットの色づかいが空間演出とマッチし、素朴な中に力強さ・モダンさが加わり伝統の素晴らしさが表現できています。

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*栗・クルミ・松の実・ピーナッツ（無病息災を願う） *五穀飯（皮膚病を防ぐ） *各種野菜のナムル（暑気あたりしない） *耳明酒 イ ミョン ジュ（耳が良くなり１年間良い知らせを聞く） *カルビの煮物

四　季 冬 記念日 正月 対　象 家族 TALK基本8分類 ハードカジュアル 盛り合わせの大皿や木の実などから受ける素朴さ、力強さがハードカジュアルイメージに