2006年東京ドーム 入選 秋を旅するランチタイム 〜「家族」をもてなす午後のひととき〜 中橋直子さん (東京都／アルバイト) 　遠出のできない祖母や家事に忙しい母のため、家庭でも旅気分を味わえるように演出しました。包装紙と小石で表現した川原で紅葉狩りを楽しみます。お弁当を開ける瞬間の喜びは、祖母が母に、母が私にくれたもの。その気持ちを贈り返したい。そんな想いを込めました。中洲では紅葉や栗が色づき、小鳥もさえずります。竹皮の弁当箱や小船に見立てた竹の器、川底を切り取ったかのような水と砂のオブジェなど、自然の温かみを大切に表現しました。

講評

クニエダ:

竹皮のお弁当にかわいいチェックの包みだけでとても旅気分。テーブルの上がかえってすっきりして、とてもチャーミングなランチで素敵です。

MENU

*お弁当：ご飯（扇型、梅干し入り）、海老のあられ揚げ、玉子焼き、ほうれん草のおひたし（海苔で巻き、金粉を散りばめたもの）、飾りかまぼこ、姫りんご *竹の器：こんにゃく田楽、さつま芋茶巾風（栗の形に練り、けしの実で飾りつけ）、つくね *その他：冷緑茶

四　季 秋 記念日 対　象 家族 TALK基本8分類 カジュアル 水と砂のオブジェ、竹皮のお弁当箱などナチュラルな要素もありますが、チェックの包みが生き生きと楽しいカジュアル感を盛り上げています