2008年東京ドーム
入選
米・神と人とをつなぐもの〜新嘗祭のおもてなし〜
小林美紀さん
(三重県/主婦)
 古来より新嘗祭は、天皇が収穫の感謝を込めて新米を神に捧げ、それを自らも共食する祭りでした。これは神と人との大切な接触で食物を通じて神の霊力が体内に入り、神と深く交わり合えると考えられていました。ブリッジランナーと中央のラインで「田」を、器の色や風合いで豊かな実りをもたらす土を表現。一番のご馳走は新米炊き立てごはんです。旬の素材を使った料理をお重に詰めて、娘2人と共に今日は、家族4人で今年の収穫に感謝する日です。

講評
落合:
食卓の真中に土鍋がドーンとあるのが嬉しいですね。ただ、炊き立てご飯のおいしさが、今一つ伝わらないのは、お重箱を使ったことと中身が幕の内弁当的だからかしら。

MENU
*新米炊きたてごはん(南高梅の梅干し、胡麻昆布、高菜の漬け物、炒り胡麻をお好みで)
*大根菜と湯葉の味噌汁
*お重(秋野菜の炊き合わせ、ほうれん草と松の実の和えもの、だしまき卵、えりんぎの豚肉巻き、秋鮭の西京焼、さつまいもと栗の秋色サラダ
*柿と焼きしめじの白和え、キャベツメンチカツ)
*三年番茶
*日本酒

四 季
記念日 収穫祭
対 象 家族
TALK基本8分類
ナチュラル