2011年東京ドーム
鯉渕幸子審査員賞
豊の秋に
佐伯直枝さん
(神奈川県/会社員)
 我が家の庭には毎年柿が実ります。「明日あたり食べ頃かしら…」これが恒例の家族の会話。今日は六角(亀甲)の弁当箱を使い、祖母のために食事会を開きます。最近、食が細くなった祖母も好物の柿を忍ばせたメニューやコーディネートで、きっと今日はたくさん口にしてくれるだろうと思いながら、家族でゆったり楽しむ昼膳を設えます。

講評
生方:
秋の深まりをシンプルに品良くリッチにまとめています。お昼なので、お祖母様は召し上がり切れますか?

MENU
*前菜:柿の白和え
*向付:鯛の昆布〆
*焼物:秋鮭・柿の奉書巻き
*蒸物:松茸の茶碗蒸し
*煮物:里芋と鶏肉のうま煮
*揚物:秋野菜とぎんなんの揚げ物
*ご飯:栗おこわ
*止椀:なめこと三つ葉の赤出汁
*甘味:我が家の柿、煎茶
*飲物:日本酒、ほうじ茶

四 季
記念日 その他
対 象 家族
TALK基本8分類
カジュアル